- 667 :本当にあった怖い名無し[sage] :2009/10/19(月) 20:38:17 ID:yoQdmRhaO
- 昔の話。ちょっと汚くてごめん。
小学三年生の元旦、ものすごく気持ち悪くて目が覚めた。
トイレに直行して朝からゲロ。むしろトイレに向かう最中から吐いた。朝からなんかもう、すっごく吐いた。胃液吐いてもなお吐き気はとまらず、びっくりしてやって来た母がビビる位吐いた。そうして吐いている最中、父が血相変えてやって来て叫んだ。
「婆ちゃんが亡くなったって!!」
父にとっての「婆ちゃん」、つまり私の曾祖母の訃報だった。昨日まで元気だったのに。
聞いた時、「ひいばあちゃんが来たんだ!」と何故か思った。葬儀に出る頃には吐き気もおさまっていたが、熱もなにもなく、何かに当たったわけでもなく、食べすぎたとかでもなく、一応医者にもかかったんだが特に何もなかった。で、そんな事も忘れかけていた大学一年の頃。
母方の祖母が倒れた。治る見込の無い病で、後半年とも言われていた。
そんなある日、また気持ち悪くて目が覚めた。それで、やっぱり朝からトイレに篭ってゲロしていたら、祖母と祖父の世話のために里帰りしていた母から血相変えた声で電話が来た。
「おばあちゃんが亡くなった!!」
「そういえばひいばあちゃんの時も…」とふと思い出して、ああ婆ちゃんがきたんだなあと何故か納得した。
この時も特に熱もなく、食あたりでもなく、やっぱり一応医者にもかかったが何もなかった。んで大学卒業した後、就職一年目。
二度あることは三度あるというが、またまた気持ち悪くて目が覚めた。トイレに直行して吐こうとしても何も出てこない。そのままうなっていたら母から電話。
「祖父ちゃんが危篤!すぐ帰ってきなさい!!」
気持ち悪いのを堪えながら帰った。幸いにも祖父は一命を取り留めた。この時は医者にかからなかったのでどうなのかわからない。それ以来近い親戚は誰も亡くなっていないので、今の所気持ち悪くて目が覚めたのはあれ(三年ほど前)で最後。
もし本当に誰か来ていたんだとしてもなぜゲロなんだorz