- 178 :本当にあった怖い名無し[sage] :2009/11/15(日) 02:54:05 ID:MKARi2ZF0
- >>161
あれから20年近く経ってるけど髪はまだフサフサです。
友人はもう大分会ってないから分からないけど・・・>>159
全く動いてはいなかったし月の真横に並んで有ったので
そういう類の物ではなかったと思う。
ただ、消えた時は見てなくて次に気が付いたら月は1個
だったので断言はできないけど。んじゃ、誰も期待してないかもだけど同じ友人の車で
遭遇した不思議と言うか心霊的な話。
俺の地元は伊豆の方なんだけど、伊豆の山奥に心霊系の
テレビでもよく出てくるトンネルがあるんだ。
結構深夜にドライブがてら行くんだけど、その日もそいつと
あと二人合計4人でそのトンネルに行ってみました。暇だし。
かなりいわく有りな場所なんだけど、スポットとしてはメジャー
なので深夜でも結構車がいたんだ。
んで、砂利の山道を進んでトンネルの入り口前はちょっとした
広場になってるんだけど、そこにテント張ってキャンプしてる
人達がいた。テントの外に出て火を焚いてコーヒー飲んでた。
その時深夜3時。全く意味不明。でも多分だけど生きてる人。
気を取り直してトンネル入口へ。なんとなく車から降りてみる。
トンネルの中は真っ暗で出口も見えないんだけど、なんか人が
歩いてくる音がした。息を飲んで見守ってるとチャリを押して
歩いてるおばあさんだった。俺達には目もくれず砂利道を歩いて
降りて行った。これは生きてる人か正直分からん。
生気が全く感じられなかったからだ。ばあさんの体もなんか色が
薄かった。チャリはママチャリだった。長くなるので続きます。
- 179 :本当にあった怖い名無し[sage] :2009/11/15(日) 03:08:53 ID:MKARi2ZF0
- 178続き
気を取り直して車に乗り込みトンネルに入ってみた。
丁度真ん中辺りに来た時に「ボンッ!ガチャーン!」
なにかガラスが破裂して割れた音が聞こえた。
もちろんそいつの車から。
皆青ざめてもう帰ろうって事になった。もち帰りは猛ダッシュ。
ようやく砂利道を抜けて舗装路に入った途端にさっきまでは
快晴だったのに土砂降りの雨が降ってきた。
良く言う「バケツをひっくり返した様な雨」。まさにそんな感じ。
その時俺は後部座席に乗っていたんだけど、ふっと気になって
後ろの窓から後ろを見てみた。
そしたらさ、いるんだよ。ヘッドライトが見えない位に俺達の
車にベッタリくっ付いて走る車が。
普通夜道で後ろに車が来てたら誰でもヘッドライトで気が付く
と思うんだけど、その時は誰も気が付かなかった。
俺が運転手に「おい、後ろにべったり付けてあおってきてる車いるぞ」
と言ったら全員その時に初めて後ろの車の存在に気が付いた。
舗装路とは言えそこは曲りくねった山道。おまけに土砂降りの雨。
あぶねーなーとか言いながら走ってたんだけど、俺ずっと後ろの車
見てたんだ。普通そこまで寄って走ってたら多少は運転してる奴
見えるはずなんだけど、全く見えないんだよ。なんか真っ暗なの。
10分位ベッタリ付けられてようやくそろそろ麓まで降りてきたって所で
大きな左カーブに差し掛かった。と初めての対向車とすれ違った。
そしてカーブを抜けたら後ろの車がいなくなってた。
謎な車とのカーチェイスはそこで終わった。気持ち悪いねとか言いながら
家路についた。
次の日、俺はバイクで事故にあい1週間生死の境を彷徨って3カ月入院
する羽目になった。
まぁただの偶然だとは思うけど。そんな話でした。