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第1747話 山の主

688 :本当にあった怖い名無し[sage] :2010/01/23(土) 00:58:24 ID:uNPbLu/E0
普段ROM専なので、何か不備があったら失礼します。
自分にあった、不思議な出来事(壮大な出来事ではないです)

4~5歳(多分)の頃、父方の祖父の家に住んでいた。四方が山に囲まれまくった
けっこうな田舎で、電気、プロパンガスはあったが水道がなく、山水をパイプつなげて
自宅に引き込み生活用水に使う、そんな環境。ひまわり号って移動スーパーが来てたな。
ぽつ、ぽつと周囲に家はあったけど、決して隣接はしていない。むしろ近所がちょっと遠い。
家の前には自宅で食べる分くらいは育てられる広さの畑があった。(実際半分くらい自給自足)
家の裏には生ゴミを捨てるスペースがあり、堆肥のような土になっていてミミズがたくさんいた。

時々そのミミズを掘り出し、手ごろな木の枝を拾って、祖父にテグスやら釣り針をつけてもらって
近くに流れる川で釣りをすることがあった。全然つれないけど気分だけ。

ある日もフッと釣りをしようと思い立って、家の裏にミミズ取りに向かった。
裏に行くには家とトイレ(外にある)の間の通路を通っていくのだけど、そこで思わぬものを見た。

オトナでひとかかえはあろうかと思われる胴回りで、白地に黒で模様が入った
とってもでっかいヘビがうねうねと移動するさまを。

しかも、普通のヘビならば地面で左右にうねうねするのだろうけど
そのでっかいヘビは上下?にうねうね。
そして、なんかうっすら半透明だったような気もする。

家とトイレの間にある通路から裏へ出る部分の幅は大きめの玄関ドアくらいで
そのヘビの全部は見れなかったのだけど、かなり長さはある感じだった。

なんとなく 「山の主か?」 と思い、すごいものをみた!と瞬時に興奮して
家にいた母に報告し、母とそこに戻るともう姿はなかった。

その後、特に何も変わったことはなかったけど、忘れられない不思議な出来事。
たいした内容ではないのに長文すみません。

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