- 975 :本当にあった怖い名無し[sage] :2010/04/21(水) 23:52:24 ID:o7Kp++cL0
- 2ちゃんに書き込むのは初めてなんで、落ち度があったらごめんなさい。
中学の修学旅行で京都に行ったときの話なんですが、
二泊三日で、一日目は奈良の東大寺とかを見て回り、その足で京都の旅館へ。その夜、最初は盛り上がって遊んだりしていたんですが、ちらほら眠りに落ちる人が出始めた頃、自分も睡魔に負けて適当な布団に入り込んで寝ていました。
が、突然肩を揺さぶられて起こされました。寝坊したのかと思ったら、辺りはまだ暗い。でも友達は二人起きていて、自分が事情を聞くと、
仰向けの体制のまま、何かを激しく拝むようにしていた、ヤバイと思ったから起こした、というようなことを言われました。
心霊現象じゃね!?と言われても、自分には全く記憶に無く、結局変な寝相、という扱いに落ち着きました。
そして翌日、自由行動を終えて、修学旅行最後の夜になりました。疲れて眠っている人が多かったのですが、最後の夜だし、起きてようよ、っつって、自分は遅くまで友達とトランプをしていました。
すると、寝ている一人が「あー」とか「うー」とか言い始めました。昨夜自分を起こしてくれた友達の一人です。(もう一人は一緒にトランプをしてました)
「寝言言ってるwww」
とか思っていたんですが、パン、と手を叩く音が聞こえてきました。見ると、仰向けで手を合わせたまま、「あ~~~~~」と低い声で唸り、トランス状態の祈祷師みたいに激しく手を揺さぶり始めました。「何あれ、やばくね?」みたいなことを言っていると、「昨日アンタも同じことやってたよ!」というようなことを言われ、起きてる人全員でその友達を起こしました。その子もやっぱり「記憶に無い」と言っていました。
朝まで怖い、怖いと言っていたのですが、結局何だったのか分からず、あれから十年ほどたちましたが、怖い話にありがちな身内の不幸とか、大幅に体調を崩すなんて事もありません。
このスレ見てて思い出したので書きました。長文失礼いたしました。