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第1825話 ブラウン管

120 :本当にあった怖い名無し[sage] :2010/05/15(土) 17:42:06 ID:Z4WbCaO40
328 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2010/05/12(水) 14:03:03 ID:6ZV2GBz50
スレチかもわからんが書いてみる。
消防4年の6月ぐらいか、制服のまま畳にごろ寝して
電源のスイッチが切れたテレビのブラウン管を見ていた。
突然ブラウン管めがけて吸い込まれるようになって
真っ暗の中から切り裂かれたように外が見え、ピンクの洞窟を通り、白衣の人物に捕まえられたところから
当時現在の自分の後頭部を突き抜け、死ぬまでを走馬灯のように体験した。

ちゃんとビデオの高速早送りみたいでも実体験の感覚とか痛みとか瞬時にわかるんだよ。
…ここからが問題なんだが、どっかのビルで何度も何度もためらいながら投身自殺するシ-ンになる
歩道に激突して体がどんどん冷えていくのまでリアルにわかる。
自分の体というか形はそのままに景色が真っ暗になって肉体の感覚はなくて
人型の空間の中に自分がいて、それ以外は鋼鉄の壁でもあるみたいに身動きが取れない感じ
恐ろしいほどの寒さと絶望でひたすら絶叫して泣いていた。

丁度上に電球くらいの白い明かりが見えるが距離感がなくどんどん小さくなる。
それに気づいてもういやだ!!って思ったら、元の畳の部屋に戻っていた。

初夏なのに全身びしょ濡れで畳まで染み込んでいてドライアイス並に
冷えていた。

このとき見た内容が度々その後実際起こったり避けようとしてもそうなる。

できたら何とか回避したい。

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