- 470 :本当にあった怖い名無し :2010/06/03(木) 19:10:55 ID:rFTMVGMq0
- 大学生の頃、ある昼間のこと
実家で一人でいると
インターフォンが鳴った誰だろうと思って
リビングにある受話器で
「どなたですか?」と声をかけても返事がない実家のインターフォンは
時々、調子が悪い時があったので
玄関の扉をあけて、外の様子を見てみることにしたすると、玄関から少し離れた所にある
門柱の壁の向こうに
(ちょうどインターフォンがあるあたり)
グレーっぽいスーツを着た男が
こちらに横顔を見せるような姿勢で立っている「はい?」と、今度は直接声をかけてみたのだけれど
まったく男は反応してくれないもしかして耳の悪い人なのかな、と思って
玄関を出て、近づこうとした瞬間
その男は、地面に吸い込まれるようにして
するするっと目の前で消滅してしまったよく晴れた日の白昼堂々、突然の出来事で
怖いっていうより、ただ唖然とした