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第1955話 蜘蛛の親子

423 :本当にあった怖い名無し:2010/08/22(日) 07:50:57 ID:srcyGH3UO
他人からしたら不可解でも何でもないかもしれないけど、自分的には少し不思議に思う事。
たいしたことないのに無駄に長文ですみません。

自分が昔見た夢を現実にあった出来事だと、ずっと思っていた。

内容は、自分が幼稚園か小学校低学年の時、母親と銭湯に行った後の帰り道に、夜の街中で信号待ちをしている。
すると、ふと自分の隣り(母親がいる側じゃない方)を見ると、直径30cmくらいの蜘蛛(脚の部分を除いて)がいる。
しかも、その蜘蛛の上には直径10cmくらいの蜘蛛が乗っていて、ああ蜘蛛の親子かぁこの蜘蛛達も信号待ちをしているんだな、と蜘蛛の大きさに驚きながらも自分は思った。
しかし、しばらく隣りに並んでいたのに、信号が変わる前に蜘蛛の親子はスササササと素早い動きで信号を渡らずにどこかに行ってしまった。

424 :本当にあった怖い名無し:2010/08/22(日) 07:59:06 ID:srcyGH3UO
<続き>

その出来事を不思議に思いつつも、一緒にいた母親に話すこともなく、何故かあれは夢だったんじゃ?と疑うこともなく現実にあった出来事として普通に記憶していた。
中学高校になってもたまにこの事を思い出し、その度にあれは何だか不思議な体験だったなと思っていた。

で、大学4年の現在、今日今さっきまた思い出して、やっと、あの出来事は夢だったんだろうな…何で今まで実際に体験したことだと思い込んでいたんだろう?と不思議になった。

小さい頃に見た夢だから幼い自分がそれを現実だと思い込んでも不思議ではないかな。
小学校の頃から変な夢を毎日のように見ていたけど、現実だと思い込んでいたのはその夢だけ。
他の夢は明らかに非現実的で荒唐無稽な夢ばかりだったから、それに比べればでかい蜘蛛の親子は自分には現実味があったのかも。
でも10年以上夢を現実だと思っていたと考えるとやっぱちょい不思議。

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