不可解・不思議体験まとめサイト【エニグマ】

第211話 ピンポン

604 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :02/12/05 23:48
面白くないが1つ

 小学生の頃、あのころはまだ土曜日の午前中授業がある頃です。
土曜日の午前中の授業を終えて家に帰宅しました。当時は「鍵は無くすから」といった理由で
持たせてもらえなかったので、家のピンポンを鳴らして親に鍵を開けてもらっていました。
その日、いつもと同じように門を開け、玄関ドアの横のピンポンを押しました。

そのピンポンは家の内線電話に繋がっていて、いつもは家の電話の受話器取って返事してくれていたのですが、
その日は誰も出てくれません。土曜日は大抵母も父も祖母も私が帰ってくる頃には家にいたのです。
何度も何度も鳴らしたのですが、一向に応答無し。

玄関の横には車庫があって、父の車が置いてあります。
みんな車で買い物に出てるなら車が無いはずなんですが、その日はその車庫に車があったのを覚えてます。
てことは誰か一人は家にいるはずだ、と思ってその後も何度も押していました。

605 :604 :02/12/05 23:57
何度も何度も押してるうちにスピーカから受話器を取る音が。
「(やっと出たよ…)」と思って「ただい…」といったところでいきなり

「ピンポン!ピンポン!」とそのピンポン(ややこしい…)を押したときの音が止まることなく鳴り続けたんです。
壊れた!と思ってたらそのうち止まったんですが、その後すぐ

「お客様ですよ」「お電話ですよ」といった、電話機に入ってる効果音(というか声)が片っ端から鳴り出したんです。
「なんなんだこれ…!?」とか思ってたら、

「ただいま留守にしております」という声。

当時の私の家の電話には留守電機能ありませんし、私はその電話機の機能全て理解していました。
絶対にその声は聞こえるはずないんです。

606 :604 :02/12/06 00:04
その声を最後に異常は収まり、静かになったんですが
ピンポン押しても音が鳴らなくなっちゃいました。

と同時にみんなが車で帰宅。
車庫にさっきまであったはずの車はありませんでした。

不思議に思いながら父に事情を報告しましたが、「ほほー」と半分私を馬鹿にしてました。
おもむろに父がピンポンを鳴らすと、何もなかったようにちゃんと鳴りました。
家に入り電話機の説明書から全部見直しても留守電機能はないし、どう弄っても
「ただいま留守にしております」の声は聴けませんでした。

後日一時間ほど(藁 外でピンポンを鳴らし続けましたが、同じ現象は起こらず。

これが最初で最後の不思議な経験
つまらん乱文申し訳ない。

モバイルバージョンを終了