第1210話 家内の祖母

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548 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/08/27(水) 12:05:21 ID:1mzm7f2l0
家内の祖母が亡くなった時の事だ

当時俺はその祖母に結構気に入られてて、
俺も会いに行くと楽しかったから
亡くなる前までよくお見舞いなんかに行ってた

かなり容態が悪くなって来たという頃
俺も用事が多くすぐにお見舞いに行けなかった
そうこうしてるある日の午後

家で椅子に腰掛けてると急にマンションがグラグラ
揺れたような感じがした
俺は「地震か」と思った
すると直後にベランダの方から順番にドアが
バタン バタン バタン バタン って開いて
最後に俺の部屋のドアが開いて止まった

元々半開きのドアだから気にも留めなかった
そのあとはTVつけて見ていた

家内が帰って来たんで「今さっき地震有ったよ」って言ったが
「近所に寄ってたけど、そんなの無かった」と言われた
TVニュース見ても何の報道もないし
「????ヨクワカンネ」だった

ところが晩になって家内の実家から電話掛があって
家内の祖母が午後に亡くなったって連絡してきた
その時初めて鳥肌立った

あれ家内の祖母さんだったんだろうか。。。
俺に会いに来てくれたんだと今でも思っている

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『第1210話 家内の祖母』へのコメント

  1. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/01/06(水) 12:49:00 ID:d66af3b3f

    お盆でも夢枕でも会えると思うんだけど生きてるときに会うってのがたいせつなのかねぇ

  2. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2012/07/17(火) 03:31:05 ID:41e1a1ca8

    うん、たいせつだね
    おばあちゃん景気よく端からドア開けてなんかちょっと楽しそうw

  3. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2013/07/20(土) 09:23:50 ID:5b688121a

    おばあちゃん「あらあら、私死んじゃったみたい。最後に孫ちゃんの旦那さんにでも会っていこうかね」
    おばあちゃん「……あら?幽霊になったらドアが開けにくいわ。えい!えい!」
    ドア「バターン!」
    おばあちゃん「まあ!勢いつきすぎちゃったわ。次は気を付けなきゃ」
    ドア「バターン!」
    おばあちゃん「あら、まただわ。次こそ」
    ドア「バターン!」
    おばあちゃん「あぁ……難しいわねぇ……あ!孫ちゃんの旦那さん!」
    てことだと思うw