14本当にあった怖い名無し2022/06/06(月) 14:53:18.19ID:YjTsUeTA0
オフロードバイクで林道ツーリングをよくするんだけど10年前くらいの夏にある山の林道を登って行ってさらに脇道の廃道を行ける所まで行ってみようと進んでいくと川の傍に廃墟があった。
平屋の一軒家で木に覆われていた。
ちょっと探検したくなって、家に入ってみようと草を掻き分けなんとか玄関にたどり着きました。
ぼろぼろの引き戸を引くと鍵はかかっておらず、ガタピシいいながらなんとか開けました。
薄暗い玄関に入ると目の前ににっこり笑ったお婆さんが立っていました。
俺は「あーすみません、ちょと道にまよっちゃって、大丈夫ですすいません」とか言いながら慌てて玄関をでてバイクに戻り、廃墟じゃないじゃん、やべーやべーと思いながらもう一度家を見ると、屋根は潰れてるし窓は割れてるし玄関への道の草も刈ってない、そもそもそこに至る道に車が通った気配もない。
そういえばお婆さん、何も喋らなかったなあと気がついた、普通どなたさま?くらい言うよなあ、と気づいたとき、もしかしてあれ人間じゃ無かったのかもと思い慌てて帰りました。
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