第3714話 自称霊感が強い男

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332本当にあった怖い名無し2021/02/04(木) 06:40:41.48ID:sTA3qOi/0
数年前、自称霊感が強い男と会った。

面白そうだったので怖い話をしてほしい、と言うと嬉々として話し出した。
正直怖くなかったし面白くもなかったので、なんだこんなものかと思いながら笑顔で白けていると、男は「俺の婆ちゃんはすごく霊感のある人で、徳の高いすばらしい人だった」と言う。
曰く、近所の人の失せ物を言い当てたり、探し人を見つけたり病を当てたり説明もつかないような不思議なことがあったり日常的にしていたらしい。
へえ、と聞いていたが話の最中、私には気になることがあり話の内容はあまり覚えていない。
男が帰った後、やっぱりおかしいよなあ、と部屋を見渡し改めて思った。
男が祖母の話をし始めた途端、線香の匂いがしたことだけがとても気になった。

箱型ヘルスでプレイ後に全裸でベッドに横たわりながら祖母の話をするなよ。おばあちゃんビックリしたと思うよ。

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