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第486話 小さい社

522 :本当にあった怖い名無し[sage] :05/03/14 01:53:14 ID:97tnnt330
小学生の頃、家にたどり着くまでのルートがいくつかあって
その一番近いルートの途中に小さな稲荷神社があった。何故か公園つきで子供の溜まり場でもあるんだが
そこ一体はうっそうとした森が茂っていて子供心に気味が悪い場所の1つでもあった。

ある日の学校帰りに気まぐれで友人と2人で神社でお参りした。
その神社はちょっと不思議なつくりで一般でいう鳥居とコマ犬と賽銭箱の他にもう一つ小さい社があった。
自分たちはそっちの小さい社にお参り、といっても手をパンパンって形式的にいつもやるかんじ。

手をパンパンって叩いた瞬間、それまで晴天だったのが瞬時に大降りになってビビったのを覚えてるよ。
友人とビビりながら雨を止めて下さいって必死でお願いしたらいきなり何事もなかったように晴天。
家に帰るも家族にざーざー降りあったよねって言ったけど馬鹿にされた。道路も乾いていた。
神や幽霊信じてないのに、その件があってから神仏関係は慎重になった矛盾な自分(´・ω・`)

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