第1038話 祖父の部屋

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
195 :本当にあった怖い名無し[sage] :2007/10/09(火) 13:28:57 ID:SaNQfI5K0
中学生のときの話なんだけど。
祖父は入院していたんだよね。ちょうど夏休みだったかで私は家にいたんだけど、
麦茶飲もうと台所に向かったときに途中にある祖父の部屋がちょっとあいていたんで
のぞいた。
そうしたら、祖父がそこにいたんだ。
家にいたときみたいに、寝っころがってテレビ見ていた。いつものように「これが高さが
ちょうどいい」と言っていたゲーム機を保護していた発泡スチロールを枕にして。
「じーちゃん、何してんの?」と私が聞いたら、「ワシはもうすぐいかんといかんのでな」と
こっちを見ず、テレビを見たままで言った。
私も別に深く考えずに「ふーん?」と台所に行って麦茶飲んで帰りがけにもう一度祖父の
部屋見たら、誰もいなかった。それで、祖父が入院中だったこと思い出したんだけど、
気のせいだと思い込んだ。だって幽霊だと怖いしw

祖父はそれから1週間して他界したんだけど、あれって魂が家に帰ってきていたのかな。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク

『第1038話 祖父の部屋』へのコメント

  1. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2011/02/17(木) 21:33:14 ID:453543933

    そうだろうね。
    昔からよくある現象。