第1264話 ケージの中の猫

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
169 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/11/08(土) 16:21:41 ID:J9I9wSv/O
ぬこ繋がりで、こないだ休みの日に買い物して帰ってきた時の話。
うちは猫飼ってるんだけど、コイツが誰か帰ってくると必ず玄関までお出迎えしに行く可愛い奴。
その日は調子に乗って買い込み過ぎて両手に大荷物だったため、
鍵を開けるのも一苦労、狭い玄関に入っては足元も見えないほどだった。
ただいま~と声をかけながら、出迎えに来た猫を踏みやしないかと気にして首を巡らすと、
上がりがまちギリギリの壁際の所にちょこんと座ってこちらを見上げていた。
猫に荷物をぶつけないように注意しながらそこを避けて、
足元に来るなよ~と声をかけながら猫を後ろに廊下を進みリビングに入ったら、
後ろから着いてきてた筈の猫がリビングの角にあるケージの中で立ち上がって、
いつもの速く出してくれアピールをしている。
『・・・だよねぇ!?』と思わずびっくりして頓狂な声を出してしまったが、
この日は他の家族は早くから出払ってて、自分が出かけるの最後だったから、
自分が猫をケージに入れて鍵かけて出掛けたのを瞬時に思い出した。
上がりがまちにはインテリアなど置いてはいないが、
他の家人が置いた荷物か何かと見間違えたのかと玄関を確認しに戻ったけど、それらしい物は何もなかった。
わざわざ首巡らして探したんだから、
たまたま視界の端にいた気がしたって訳じゃ無いし、確かに居たのになぁ。
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク

『第1264話 ケージの中の猫』へのコメント

  1. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/04/02(木) 13:18:00 ID:750b96351

    生霊飛ばす位ケージから出たかったのだろうか

  2. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/10/12(月) 04:47:00 ID:d9e13c834

    そこまでしてお迎えしてくれたのか、出たかっただけか