第1478話 オレンジ色の傘

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437 :本当にあった怖い名無し :2009/05/28(木) 01:35:18 ID:4ZckDF790
普段車で通っている道路、ある日交差点のそばの道ばたに花がそえられていた。
あぁ、事故で誰か亡くなったのかとぼんやり見ていた。
しばらくたって深夜その道を走っていた時の事、花がそえられている交差点で
信号待ちをしている時に雨も降っていないし風も殆どないと思っていたのに
フロントガラスにオレンジ色の傘がぶつかって来た。
正確に言うとぶつかってはいないのだろう、直前で消えてしまったから、
目の錯覚?と思い辺りを見たが何もない、疲れているんだと決めてそのまま帰宅。
それから深夜その道を通るたびに同じ現象が起きた、早めの時間には何も起こらない。
想像だが23時頃(自分が通る時間)に花束が置かれるような原因があったのでは
ないかと思っている。
人とか一切見ない、オレンジのチェックの傘が突然現れフロントガラスに叩き付けられる
前に消えるだけ、その場所にこの世の物でない人が立っている方がまだ納得出来る
何故、傘だけなのか?
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『第1478話 オレンジ色の傘』へのコメント

  1. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/07/26(月) 08:27:00 ID:4216081f0

    いいなあ。こういう不可解さ、エニグマっぽい。長ったらしい創作話よりよほど好感持てる。

  2. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2012/07/25(水) 21:12:45 ID:2d6442c5a

    無念のあまりオレンジでチェックという目立つ傘のイメージを呼び起こしてるのかしら
    あ、それとも九十九神の一種なのかしら

  3. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2014/11/15(土) 23:44:57 ID:3fd1c4f60

    立てなかったんじゃない?
    原形とどめてなかったから。