第3674話 つぐちゃん

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
837本当にあった怖い名無し2019/12/08(日) 16:02:30.80ID:pAZJctX40
もう25年くらい経ってしまうんだけど、時々思い出す不思議な友達
良くあるタイプの話しかもだけど…
幼稚園のころ園の敷地にカチカチ山って呼ばれてるドーム型の遊具があった
ドームのあちこちに足場と丸い穴があって、ドームの上に登ったり穴から中に入ったりできるタイプのやつ
穴は小さくてドームの中には子供と小柄な女性くらいしか入れないような造りだった
ある時からカチカチ山の中で一緒に遊ぶ友達ができた
その幼稚園はブレザーの制服で、遊びの時間はスモックに着替えるはずなんだけどその子はいつもブレザーだった
その子のことは“つぐちゃん”って呼んでた
遊びの時間になるとシロツメクサをカチカチ山の中へ持ち込んで並べて一緒にお花屋さんしたり
石で葉っぱをすりつぶしてお料理ごっこしたりした
お花や葉っぱの調達係はいつも私でつぐちゃんはカチカチ山から出なかった

838本当にあった怖い名無し2019/12/08(日) 16:03:05.88ID:pAZJctX40
彼女は自分の組(クラス)に居ない事は確かなので何組さん?ってきいたら
つぐちゃんは「ペンギン組さん」って言った
そうなんだ!って当時は納得してたけど大きくなってからクラスの名前は「さくら組」とか「たんぽぽ組」とか花の名前しかなかった事に気づいた
どれくらいの期間か忘れちゃったけどよくカチカチ山の中で一緒に遊んだ
時々他の子も加わったりしておままごとしたのも覚えてる
つぐちゃんは必ずカチカチ山の中に居て外で遊ぼうと言っても嫌だと言って出てこなかった
ブランコとか違う遊具でも一緒に遊びたかった私はある日、なんで!?って怒った
そしたらつぐちゃんはヒソヒソ声で「外に出るとしんじゃうの」と言った
私は「嘘つき!」みたいな何か罵り言葉で言い返したと思う
そしたらつぐちゃんは「本当だもん!」って私の頭を叩いてカチカチ山から出て行った
叩かれたことに驚いて泣いてしまった
泣いてたら、先生が穴の外から「ケンカした?転んだ?」って覗きこんできた
穴から這い出て先生と手をつなぎながらつぐちゃんが死んじゃう嘘を言うってケンカの内容の説明をしたけど支離滅裂だったのか、ちゃんと聞いてもらえなかった
辺りにつぐちゃんは見あたらなかった
それから後もつぐちゃんはカチカチ山の中でも他の遊具でも見あたらなかった
いつの間にか忘れて普通に遊ぶようになった
大人になって思い出して不思議に思ったから卒園アルバムをみてみたんだけど
“つぐちゃん”と呼べそうな名前の子がみあたらない
顔もうろ覚えで写真を見ても思い出せない
手がかり少なくて実在する友達だったのか確かめられない

851本当にあった怖い名無し2019/12/09(月) 13:25:51.52ID:wjpc4q/s0
837です
記憶は幼稚園の年長さんくらいの5~6歳のときだと思う
遊ぶのにやたら雑草のお花を使ってたから小学校入る直前の6歳の冬にはもう会えなくなってた気がする
確かにそのくらいの年頃の記憶って曖昧なこともあるよね

自分でもイマジナリーフレンドとかタルパ?とかそういうのの可能性あるなとは思うんだけど、
場所限定でしか遊べないイマジナリーフレンドってありえるのかな?とか
ケンカしたら消えちゃうの寂しいなとか思ったりする
残念ながら引っ越してしまったこともあって当時の同級生とは繋がりがなくて確かめられないんだよね

その後の人生で霊的なものとか不思議なものってほぼ出会ったことないから仮につぐちゃんがそういうものだったら貴重な体験したなぁと思う

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク

『第3674話 つぐちゃん』へのコメント

  1. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2019/12/16(月) 20:34:52 ID:ed27794a2

    気付くの遅