第1789話 ぼやけた球体

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463 :本当にあった怖い名無し[sage] :2010/03/15(月) 13:42:07 ID:vHMDIt7y0
もう十年くらい前の話。
夜11時ころ、公園添いの通りを歩いてた。
すると前方、ちょうど自分の身長くらいの高さに、妙なまるい白濁した何かが浮かんでいる。
表現が難しいのだが、水蒸気の塊のようなぼやけた球体で
直径二メートルくらいで、でかい。
そいつはふわふわ漂いながら自分の方向へ来た。
何かよけられないような異様な雰囲気があって、そのまま衝突。
頭がそれの中に入ると、ナマ暖かく生臭く湿っぽく、まわりが白くぼやけたが、それ以上にどうということもない。
スポッと抜けて振り向くと、そいつはふわふわしながら上昇し
ちょうど信号機くらいの高さに上がり、大通りの横断歩道の上を公園方向に移動していった。
怖くはなくて、ただなんというかワクワクしたな。
信号の上に浮かんでた姿今も覚えてる、白くてきれいな球体だった。
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『第1789話 ぼやけた球体』へのコメント

  1. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/03/25(木) 15:49:00 ID:0352c07c3

    クリッタ-

  2. 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2013/04/24(水) 05:13:19 ID:b99d31abd

    クリッターやな